料理をおいしくする味の素。
おそらく日本人なら知らない人がいないくらい有名な調味料ではないでしょうか?
そんな味の素ですが、人によっては「体に影響がある」や「体に悪い」という人がいるようなんです。
そこで今回は、味の素についてまとめて見えました。
具体的な内容としては…
- 味の素は体に影響する?
- 味の素はなぜ体に悪いと言われるのか?
この内容でお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
さっそく行ってみましょう。
味の素は体に影響がある?
ネットでは、味の素は体に影響があるという情報が見受けられます。
実際はどうなんでしょう?
結論としては、安全性は確認されている!と言うことです。
味の素は俗にいう、うま味調味料になりますが、東京都保険医療局ではこのように回答をしていました。
つまり、通常の使用であれば問題がないとされています。
おそらく過剰摂取は体に影響があるのではないかと思われますが、過剰摂取に関して言えば塩や砂糖、醤油なども同じことが言えるでしょう。
使う際には、適量を守るということが大切です!
味の素はなぜ体に悪いと言われているのか?
そもそも、なぜ味の素は体に悪いとい言われているのでしょう。
理由について見ていきましょう。
味の素が体に悪いと言われる理由として、味の素の主成分である『グルタミン酸ナトリウム』が関係しているようです。
ことの発端となったのが、アメリカでの出来事だったそうです。
1968年、アメリカの中華料理店で食事をした人が体のしびれや動悸(どうき)、顔のほてりを訴えたことがきっかけで、味の素の原材料であるグルタミン酸ナトリウムが体に悪い影響を与えるというイメージが根づいてしまいました。
また、それ以前にも研究者や博士によって動物実験のなかで、グルタミン酸ナトリウムが催奇性(妊娠中の女性を介して胎児に奇形を起こすこと)や網膜異常を引き起こすと報告されていた背景もあり、1969年にアメリカで「ベビーフードにグルタミン酸ナトリウムを使用しないように」といった勧告が出されます。
引用元:https://ailesplus.com/news/?p=55041#:~:text=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%A7%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%E9%85%B8%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E4%BD%BF%E7%94%A8,%E6%A0%B9%E3%81%A5%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
このような理由が背景にありました。
上記のような噂が広まり、「味の素は体に悪い」と言われる理由に繋がったされています。
その後、1987年に国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同食品添加物専門家会議(JECFA)が、グルタミン酸ナトリウムの安全性を評価しています。
筆者も過去に、親から「味の素は体に良くない」と言われ記憶があります。(今では普通に使っています)
ただ、「何で体に悪いの?」と聞くと「体に悪いから悪い」と意味が分からないことを言われた気がします…
親世代の方々が、昔流れた情報をそのまま子供に伝えたことで、今でも味の素は「体に影響がある」や「体に悪い」と言われているのだと思われます。
味の素の公式サイトでも安全性は謳っています↓
このことから、味の素が安全であることは証明されています!
まとめ
味の素が体に影響があるのかや悪いと言われる理由についてまとめてみました。
結論から言うと、適切な量を守れば、味の素は体に影響がない(悪いくない)調味料になります。
体に悪いと言われる理由については、味の素の主成分である「グルタミン酸ナトリウム」が関係していました。
過去にグルタミン酸ナトリウムが催奇性や網膜異常を引き起こすと報告されていたことがあり、味の素は体に悪いと言われていました。
しかし、その後グルタミン酸ナトリウムの安全性は確認されています。
今でも味の素が体に悪いと言われることがありますが、実際には体に影響がないことが分かったのではないでしょうか。
上手に味の素を使い、美味しい料理を作りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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