コロナ禍以降、アウトドアが伸びに伸びており、キャンプもその中のひとつでした。
ですが、最近ではキャンプ離れをしている人も多くいると言われています。
そこで今回の記事では、キャンプブームの失速についてまとめてみました。
具体的な内容としては…
- キャンプブームが失速か?
- キャンプが低迷している4つの理由
この内容でお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
さっそく行ってみましょう。
キャンプブームが失速か?
キャンプブームが失速していると言われています。
その背景には、大手アウトドアメーカー『スノーピーク』の業績悪化を見れば一目瞭然でしょう。
ニュースサイトではこのように報じられています↓↓
スノーピークの2023年12月期連結決算は、売上高が前期比16.4%減の257億円、営業利益が同74.3%減の9億円、純利益は同99.9%減の100万円だった。売上高と各利益全てで業績予想を下回った。過剰在庫のアウトドア専門店が増えたことで、ホールセールが伸び悩んだ。国内全社員のベースアップなどにより、販管費も膨れ上がった。さらに国内既存店と米国現地法人の固定資産について、特別損失4億2800万円も計上した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d44f056b5af4fa17be06663f87bbd4cef2f3eb5c
要するに、業績不振という事になります。
『スノーピーク』は、「一度をキャンプをしてみたい!」と思った人なら誰でも知っているキャンプメーカーだと思います。
機能性もさることながら、見た目も洗練されたデザインが人気の理由の1つになります。
ですが、ヒットしていた一番の理由としては、所有欲を満たしてくれるキャンプアイテムということが大きかったのではないでしょうか。
しかし、高価なため憧れの存在で終わる人も多くいたと思います。
そんな人気が高い『スノーピーク』が業績不振という事は、イコールでキャンプブームの失速を表しています。
キャンプが低迷している4つの理由
キャンプブームが失速している4つ理由について見ていきしょう。
- コロナバブルの影響を受けている
- 中古品でも十分使える
- 物を持ちたくない
- キャンプは想像より大変
それぞれ見ていきましょう。
コロナバブルの影響を受けている
コロナ禍以降、アウトドアの需要が高まり業界全体が盛り上がありを見せていました。
しかし、コロナも落ちつき、キャンプ離れが起きています。
というより、「コロナ禍前に戻りつつある」といったほうが正しいのかもしれません。
コロナの影響で、おうち時間を楽しむため『おうちキャンプ』や、密を避けるためアウトドアに方向転換をした人が急増していましたが、そういった人たちがアウトドアから離れてきていると思われます。
要するに、コロナバブルの終止符ということになります。
中古品でも十分使える
大手キャンプメーカーの業績不振には、キャンプ離れも関係がありますが、キャンプ用品が中古で購入できてしまうことも影響がありそうです。
コロナ禍以降、アウトドアを始めた人も多いですが、辞めていく人も多いという事になります。
キャンプ用品は、『スノーピーク』に限らずとも高価の物が多いため、キャンプ離れをした人たちは、キャンプ用品を売る人が続出。
新しくキャンプ用品を購入しなくてもキャンプができてしまう流れになってきています。
また、キャンプ用品は、高品質なため劣化しにくい点も、中古で売れてしまう要因になっていと思われます。
物を持ちたくない
最近の時代の流れとして、ミニマリストや断捨離と言う言葉が流行っています。
物を持たない人が増えているという事になります。
キャンプ用品は、保管するスペースが必要なため、時代の流れに逆行していると思われます。
最近では、”手ぶらでキャンプ”と謳っているキャンプ場も多くあります。
そのため、用品を揃えなくても手軽にキャンプができことも、アウトドアメーカーの業績不振にも繋がっていると思われます。
キャンプは想像より大変
キャンプの楽しさは、実は用品を揃えることと言っても、おかしくないでしょう。
実際にキャンプを初めて体験した人の多くは、「しばらく、やらなくていいかな…」「思っていたのと違う」などネガティブな印象を持つ人が多いんです。
それもそのはずで、キャンプは不便な生活が体験できる場所なんです。
それを理解していないと、想像と違った…みたいな感じになってしまうので、続かなくなります。
よくよく考えると、キャンプの楽しさは用品を揃えながら、いろいろ考える段階が一番楽しいのかもしれませんね。
まとめ
キャンプブームの失速についてまとめてみました。
サクッとまとめると…
- キャンプブームが失速か?
⇒大手アウトドアメーカー『スノーピーク』の業績悪化が顕著に表れている - キャンプが低迷している4つの理由
- コロナバブルの影響を受けている
- 中古品でも十分使える
- 物を持ちたくない
- キャンプは想像より大変
この内容でお伝えしてきました。
今後さらにアウトドアの重要は下がる見込みですが、新たな策を講じなければいけない局面かなと感じています。
今後の企業戦略がカギになりそうですね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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