次世代を担う、食料としてコオロギが注目をされていました。
しかし、食用コオロギを販売していた会社『クリケットファーム』が破産。
今回は、食用コオロギについて記事をまとめてみました。
具体的な内容としては…
- 食用コオロギの会社が破産した
- 食用コオロギの会社が破産した理由とは?
この内容でお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
さっそく行ってみましょう。
食用コオロギの会社が破産した
食用コオロギを扱う会社のクリケットファームが破産したとメディアは報じていました。
新規参入から、わずか3年で破産手続きを始めたのは、長野県茅野市に工場を持つ「クリケットファーム」。親会社を含めた3社での負債総額は2億4290万円にのぼる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/985f526c523b08765958b83b1d047d7fa0ed4e4f
食用コオロギはメディアなどでも取り上げられるほど、次世代の食料として期待をされていましたが、わずか3年ほどで破産をしてしまったようです。
食用コオロギの会社が破産した理由とは?
食用コオロギは、いずれ訪れるとされている食糧危機に備えて始まったビジネスで、注目されていたにも関わらずなぜ破産をしてしまったのでしょうか?
考えられる理由についてまとめてみました。
- 昆虫食はまだ受け入れられなかった
- 販路が確立されていなかった
それぞれ見ていきましょう。
昆虫食はまだ受け入れられなかった
食用コオロギの会社が破産した1つ目の理由は、消費者に昆虫食が受け入れられなかったことです。
おそらくほとんどの人が、コオロギを食べたいとは思わないはず。
『昆虫=食べ物』とは考えにくいのが今の世ではないでしょうか。
ちなみに、埼玉県が行った『衛生害虫についての意識調査』ではこのような結果が出ています。
調査の内容を確認すると、昆虫(虫)が「嫌い」(30.9%)と「どちらかといえば嫌い」(46.6%)を合わせて、7割以上の方が嫌いと答えていました。
昆虫を食べる以前に、そもそも昆虫が嫌いとなれば人気が出ないのも納得でしょう。
いくら食糧難なになると言われていても、現状は何不自由なく食料があるため、昆虫食ビジネスは少し早すぎたのかもしれませんね。
販路が確立されていなかった
食用コオロギの会社が破産した2つ目の理由は、販路が確立されていなかったこと。
最近では、たまにお店などで昆虫食を見かける程度で、ほとんど見ないと思います。
販路が確立されていないという事は、販売できる場所がないという事になります。
人気がないからお店に置いてもらえないという事も理由にはあったともいますが、しっかりとした販路があれば、変わったのかもしれませんね。
一時はメディアなどにも取り上げられ注目が集まっていましたが、流行らなかった要因としては、やはり食べたいとい気持ちにはなれないと言うのが一番大きかったようです。
その他にも、破産理由としては、飼育コストや飼育の難しさなどの影響も関係していると思われます。
まとめ
食用コオロギについてまとめてみました。
サクッとまとめると…
- 食用コオロギの会社が破産した
⇒『クリケットファーム』はわずか3年で破産手続きをし、親会社を含めた3社での負債総額は2億4290万円にのぼる - 食用コオロギの会社が破産した理由とは?
- 昆虫食はまだ受け入れられなかった
- 販路が確立されていなかった
この内容でお伝えしてきました。
今後の食糧問題が必ず起きると言われていますが、まだまだ昆虫食は定着しなさそうですね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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